「WordPressで自分の過去記事にリンクを貼ると、コメントがついてしまう…。どうにかならないかな…?」
この現象について調べると、「セルフピンバック」というWordPressの仕様だそうです。
すぐに困るわけではないのですが、自分にコメントがつくのはなんだか気持ち悪いですね。
そこでこの記事では、セルフピンバックを解決する方法について、わかりやすく解説します。
実際このブログでも、簡単な方法により、コメントにすぐに表示されなくなりました。
具体的には、
- セルフピンバックとは
- セルフピンバックを停止する3つの方法
の順番にご紹介していきます。
同じような事態になり、困っている方のために、わかりやすくまとめたので、ぜひご一読を!
目次
セルフピンバックとは
リンクしたらコメントが。なにこれ?
WordPressでブログを書いていると、自分の過去の記事にリンクを貼ることは、よく行います。
特にまとめ記事を書く場合には必須ですし、内部リンクを貼ること自体はブログ内回遊率を上げるのに役立ちます。
ところが、リンクを貼るたびに、管理画面のコメント欄に表示され、承認するかどうか(あるいは削除)の選択をさせられるのは、結構わずらわしいです。
はてなブログで書いていたときにはこのようなことがなかったので、最初見たときは「なにこれ?どうして?」という感じでした。
そもそもピンバックとは
そもそもピンバックとは、自分のサイトから他のサイトにリンクを貼ったときに、リンクを貼ったことを、そのサイトの管理者に自動で知らせる機能です。
また同様に、他のサイトから自分のサイトにリンクを貼ったときも、コメントとして教えてもらえます。
セルフピンバックとは
自分のサイト内でリンクを貼り、この機能が働いた場合のことを「セルフピンバック」といいます。
いちいちコメントを削除するのも面倒ですし、間違えて本来のコメントを見逃して削除してしまったりしたら信用の低下にもつながりかねません。
このようなことが生じないように、以下ではこのセルフピンバックを停止する方法を3つ紹介します。
セルフピンバックを停止する3つの方法
リンクの貼り方を変える
リンクを貼る際、過去の記事のURLをそのまま入力すると、ピンバックが送信されます。
例:過去記事「「WordPress Ping Optimizer」を入れたらエラー!原因と対策をまとめました。」にリンクを貼る場合
・ピンバックが送信される(完全URL)
・ピンバックが送信されない(ドメインより下のURLのみ)
これにより、リンクはされるがピンバックは送信されない状態となります。
ただ、リンクを貼るたびにいちいちURLの処理をするのも面倒だと感じられるかもしれません。
そのような場合には、次のプラグインを入れる方法が簡単です。
プラグインを入れる
WordPressにはセルフピンバックを停止してくれる「No Self Pings」というプラグインがあります。
このプラグインは、インストールして有効化するだけで、他の設定は不要なので非常に簡単です。
これだけです。
ただ、プラグインを入れてサイトが重くなるのが心配な場合は、次のコードを修正する方法がいいと思います。
コードを修正する
子テーマのfunction.phpに以下のコードを追加するだけで、セルフピンバックが停止されます。
★注意★コードの修正は自己責任でお願いします。
・子テーマのfunction.phpを表示
・コードを追加
$home = get_option( ‘home’ );
foreach ( $links as $l => $link )
if ( 0 === strpos( $link, $home ) )
unset($links[$l]);
}
add_action( ‘pre_ping’, ‘no_self_ping’ );
これを<?php>と<?>の間に入れます。
これだけでセルフピンバックが停止されます。
ちなみに僕はこの方法を選びました。
まとめ
- WordPressで自分の記事にリンクを貼るとコメントがつく現象は、「セルフピンバック」という。
- セルフピンバックを停止する方法は3つ。
- リンクの貼り方を変える。
- プラグインを入れる。
- コードを修正する。
少しでも参考になればうれしいです。
それでは今日はこの辺で。